2026.01.29 海の星幼稚園 ブログ
カトリック教会では2026年1月25日を ”世界子ども助け合いの日” とし、児童福祉献金を呼びかけます。
これは世界中の子どもに思いを寄せ、分かち合いを体験するもので当園でも子どもたちに呼びかけました。

ある日の集まりの場で、子どもたちに伝えたこと。

地球儀を見ながら、
「みんなが住んでいる地球にはたくさんの国があります。
こんなに世界は広いんだよ、そしてこの国の中にはね、みんなと違った生活をしている子どもたちがいるんだよ。」
泥水が入ったペットボトルを見ながら、

「飲み水がなくて朝から遠いところまでお水を汲みに行く子や泥水を飲む子もいます。みんなはこんな水飲める?」と
問いかけると
「いやだ!」「悲しくなってきた…」
また、貧困下で厳しい暮らしている国の子どもたちの写真を紹介すると…。

「服がない!」「しんどそう。」
と口々に様々な思いを話す子どもたち。
物があふれ、物質的に恵まれた環境の日本で暮らす子どもたちにとってとてもショッキングな話だったようです。
重ねて教師は「世界にはお金や物がなくてごはんが食べられなかったり、洋服が買えなかったり
病気になっても薬が飲めなかったりするの。」と話します。
そして、1円玉を見せて
「これなにか分かる?」 「1えん!」
そう、この1えん、みんなが1えんずつこの子たちにプレゼントするとどうかな?
「一人だと少ないお金だけど、みんなで集めると大きくなってこの子たちに服やごはん、お薬を買ってあげられるよ。」

そして、この国ではね100円あったら…。

・注射が 4回できる。
・栄養の入っているお薬が 50個買える。
・水をきれいにするお薬が 263個買える。 ということも伝えました。

子どもたちは…
真剣にその話を聞いていました。そして自分に何ができるのかを一生懸命考えていたようです。
そして、
「みんなお菓子を買うとき、1つ我慢してその分のお金をこの子たちへ分けてあげられるか考えてみてね。」
と投げかけ、献金袋を渡しました。

翌日、献金袋を大事そうに持って登園してきた子どもたち。
そして献金箱の中へ。

「ちゃんと届くかなあ。」

手を合わせる子。

祈りが込められます。

献金袋を持ったあるお子さんに尋ねました。
「このお金はだれのお金なの?」
子 「ぼくがいつもお手伝いをするとママがくれるんだ。そのお金を持ってきたよ。」
「そう、でもあなたはそのお金で何か欲しいものがあったんじゃない?」
子 「うん、〇〇を買おうと思ってた。でもそれは今度でいいんだ。」
大人でもつい自分のことを優先してしまいがちですが、自分が少し我慢して遠い国の会ったことのない人に思いを寄せるこの子どもの分かち合う心に尊さを感じます。
それからも、毎日水くみに行く少女の生活を描いた絵本や、世界中それぞれの人間の違いを表した絵本、そして、

写真などを繰り返し見る子どもたち。
その姿は、今の自分たちの生活が、決して当たり前ではないこと、そして世界中の、自分と同じ子どもたちの幸せを願っているように感じます。

この子どもの思いが届きますように…。
世界中の子どもたちの平和を祈ります。
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