2025.10.16 天使幼稚園 ブログ
今週はもも組のクラスブログとなります。
さて、皆さんは10月6日(月)は何の日だったかご存じでしょうか。
10月6日(月)は1年で最も月がきれいに見える日、十五夜でした。
毎年、この時期になるともも組ではある活動を子どもたちと一緒に行いました。
それは、月の満ち欠けについて調べるという活動です。
月は太陽の光が当たる角度によって丸くなったり細くなったりします。
普段何気なく見ている月ですが、せっかく十五夜という月にまつわる行事があるのならば、子どもたちに知ってもらいたいという思いで始めました。
始めたのは、9月8日から。ちょうど満月の日でした。
子どもたちに月を知っているか話をしたら
「おそらにあるやつだよね!」
「しってるよ!みかづきっていうんでしょ!」
と自分の知っている月についての知識を一生懸命披露してくれました。
しかし、子どもたちは日によって月の見え方が変わることを知らなかったようで、子どもたちと共に、これから月がどう変化していくか毎晩見るようにしていきました。
早速次の日から幼稚園にくると、「つきみたよ!おおきくなってた!」とか「くもでかくれててみえんかった~」と話してくれました。
また、半月には見える向きによって『下弦の月』、『上弦の月』と月の名前が変わっています。子どもたちにもどんな名前なのかお家の人に聞いてみてねと声を掛けましたが、さすがにそれは難しいようでした。
年中のRくんは、先生が言ってたから聞いてみなくちゃ!とお母さんに一生懸命説明をしていたようですが、どうやら月を星と勘違いをしていたようで、気になったお母さんもお迎えの時間に一緒になって聞きに来てくださったこともありました。
子どもたちが月に対して慣れ親しみ始めたころ、月の中の模様がそれぞれの国によっていろんなものに見えることを知ってもらいたく、『色々な月の見え方』というものを作りました。
朝、それを壁に飾っていると早速見つけて眺めている様子がありました。

日本はうさぎが見えるんだよと言うと、月の模様を見ながら「ほんとだー!」と子どもたちから感嘆の声が上がりました。
そして10月6日をむかえ、子どもたちには今日のお月さまが一番きれいだから是非見てねと声を掛けました。
すると、次の日の朝、子どもたちは登園すると、「おつきさますごいきれいだったー!」と話をしてくれたり、「おつきさまみながらね、おだんごたべたよ!」とお月見を楽しんだりしたことを伝えてくれました。
これからも日本の文化や行事についてどんな意味があるのか、どんなことをするのか子どもたちに伝えて行けたら良いなと思います。

今回全くと言っていいほど写真が載せられず申し訳ありませんでしたが、よかったら子どもたちに月の話について聞いてみてくださいね。
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