2025.10.16 海の星幼稚園 ブログ
台風が愛媛県に接近したある日、帰りの集まりで台風が近づいてきていることをみんなに伝えました。
翌日、心配をよそに台風は松山上空を通り抜け、みんな普段通り登園してきましたが、子ども達は口々に「台風怖かった~」「台風もうどっかに行った?」「暗いの何で?」「なんであんなに風が強いの?」「どうして雨が降るの?」と、目に見えないもの、不思議に興味津々で“なんで?”が止まらない様子です。
そこでさっそく、集まりの場で“はじめての なぜなにふしぎえほん”を見ながらお天気の話をしました。

「雨はどうして降るのかな?」
暖められた水が水蒸気になって上に上に登ると雲ができるよ。
雲の中では小さな水の粒がくっつき合っていて、その粒がだんだん大きくなって落ちてきたのが雨なんだって。

「雨はこうやって降ってくるんやね。」
では、台風はどうやってできるんだろう?

これが皆の住んでいる地球です。地球には陸と海があります。

”日本から遠い赤道付近は、海が太陽で強く温められ海の温度が上がります。
海があたたかいと、水がむくむくと空にのぼっていき水蒸気というものが発生し雲ができます。
地球は回っているので、その影響で空気がぐるぐる回り始め、台風になります。”
言葉で伝えると少し難しいこの台風の仕組みを、今日は実際に目で見て試してみます。

お皿にお湯を張り、海に見立てます。ドライアイスを使い、雲を作ります。

集めた雲を、ドライヤーの風で上に送ります。これが上昇気流です。

回転台を回し地球の自転でかかる力を再現します。

息を飲むようにその様子をじっと見つめる子どもたち。
渦巻いた雲ができて、思わず「わぁ~!すごーい!」と声が上がり、拍手する子も。
台風の仕組みを目で見ることができました。
そして数日後のある日、遊んでいると空をじっと眺めている年少さん。

「あ、雲の色が変わったよ。もうすぐ雨が降るね。」
と、先日からのお話に天気の様子が気になり、興味深く観察し、自分たちで調べてみます。

「今はこの雲だね。黒い雲は分厚くなって、太陽の光が通らないから黒く見えるんだって!黒い雲の下では雨が降っているかもって書いてあるよ」

「ほら、ほんとに降ってきた!」

またある日には「なんで雷は鳴るのかな?」と調べている年長さん。
そして、分かったことを年少さんに教えてあげます。
「雷はね、氷と氷がぶつかった音なんだよ。」
「雷は、氷と氷がぶつかった音…?」
すごいことを知った得意げな年少さんは、今度は会う教師合う教師に何度も繰り返し教えてくれました。
子どものなぜ?どうして? 大人にとっては、当たり前すぎて普段心に留めないことに、子どもは心を留め、その不思議に強烈に心を動かします。子どもたちのなぜ?どうして?に私たち大人も心動かしながら答えていきます。
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