2025.09.24 海の星幼稚園 ブログ
モンテッソーリ教育を実践する当園では、子どもたちがいつでも手に取れるような
多種多様な活動があります。
その中に本物に出会える活動が用意されています。

〇 花の水切り
かごとはさみを持って、園庭にお花を探しに行きます。

園庭にはたくさんのお花が咲いています。

「これにしよう!」

「この辺がいいかな~?」 パチッ!

「かわいいお花が切れたよ~!」

かごに、自分で切ったお花を入れてお部屋に。

教室に戻ると水さしの中に水を注ぎ…

机まで運び、

水の中でくさらないように、下の葉っぱをきれいに取って、

お花が元気になるように水の中で茎をパチッ!

様々な花びんの中から好きな花びんを選び、お花を生けます。

水の中から切ったごみをつまんで取り、

折りたたんでごみ箱へ。

ボウルの水もバケツに捨て、

使った用具や床を拭き、後始末もきれいにできました。

生けたお花を好きなところに飾ります。
「マリア様のところに飾ろう!」

またある日、連日、花の水切りに夢中になっていた子。
今日登園中に摘んできたお花を大事に大事に握ってきた様子。

さっそく水切りをし、

かわいく飾れました!

「先生のお部屋にどうぞ」と届けてくれました。

その他にも、
〇 洗たく
洗たく槽で洗たく板を使い、ゴシゴシ…


〇 包丁で野菜切り

手と目に全神経を集中させている様子。

〇 縫いさし
針と糸を使って上下上下と針を動かします。

ままごとではない本物の活動。子どもの手の大きさに合った本物の道具。
本当に切れる、洗える、縫えるから、魅力的であり、子どもたちは夢中になって活動に
取り組みます。
もちろん、使い方を間違えると危険に繋がります。
しかし、危険だからさせないではなく、どのようにすれば危険でないかを
教師はしっかりと伝えます。
子どもたちは物の正しい扱い方を正しく知る経験にもなっていきます。
電化製品が発達した現在ではスイッチオンで用が足せますが、昔ながらの家事には子どもが今発達しようとしている体のすみずみまでよく使い、同時に頭で手順を考えながら進めていくものばかりです。
ぜひ、ご家庭でも取り入れてみませんか。
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