５月は聖母月と呼ばれており、聖母マリアに感謝の気持ちを伝える月です。

カトリック幼稚園である本園でも、そのことを子どもたちに伝え、いつも見守ってくださっているマリアさまに”ありがとう”の気持ちを伝えています。

 

 

昨日はマリア祭を行いました。

前日、子どもたちに”マリアさまにどんな『ありがとう』を伝えたい？”と聞くと、

”お友だちとケンカしそうなときに守ってくれるよ”

”ケガしたときにひどくならないように助けてくれた”

”意地悪しちゃいそうなときに「だめだよ」って守ってくれた”

と、毎日の生活の中にもマリアさまの存在を感じているようです。

 

 

そして当日、子どもたちはマリアさまのために選んだお花を持って登園しました。

 

”マリアさま女の子だからピンクにしたよ”

”お母さんと一緒に選んだんだよ”

と、一人ひとりマリアさまのことを考えながら選んだお花を大事そうに持ってきてくれました。

 

 

 

２歳児のつぼみ組の子も、”みて～！”と自分が持ってきたお花を見せてくれました。

じーっと見つめ、香りを嗅いでいる様子。

”どう？”と聞くと、わたしにも嗅がせてくれました。

 

 

マリアさまにお手紙を書いてきた子もいました。

思いを込めて書いたお手紙、その思いがマリアさまに届きますように。

 

 

 

 

 

時間になって教会に行くと、マリアさまが待っていてくださいました。

 

年少さんは初めての教会。

少し緊張気味で、『かみさまのおうち』にお邪魔しました。

 

 

みんなが揃ったら、まずはお祈り。

心を込めてマリアさまの祈りを唱えます。

 

 

神父様から聖水もかけていただきました。

 

 

そして、共同祈願。

各クラス、代表の年長児が自分の言葉で祈りを伝えます。

”みんなが毎日仲良く過ごせますように”

”マリアさまが幸せに暮らせますように”

”ウクライナの戦争が早く終わりますように”・・・

それぞれの思いをしっかりと言葉にしてマリアさまに届けます。

３年間マリアさまと共に生活してきた年長さんだからこそ、その思いは大きいのかもしれませんね。

 

 

最後に、自分が持ってきたお花をマリアさまに届けて一人ひとりお祈りをしました。

 

 

 

 

”マリアさま、喜んでるかなぁ”

きっと、みんなの『ありがとう』の思い、届いています。

これからも、子どもたちの笑顔がずっと続きますように、見守っていてください。