2025.11.28 道後聖母幼稚園 ブログ
2学期に入り、年長児は世界を知るお仕事に取り組んでいます。初めは、宇宙・地球の話から始まり、大陸ごとの写真フォルダーを見ながら世界についての知識を深めています。
「宇宙の中の地球は大きいね。ぐーんと小さくしたのが地球儀だよ。」
「青いところは 海だよ」「白いところところは 陸だよ」
「うみは つるつる!」「りくは…ざらざらしてる!」

〇青と白の世界地図
「地球を半分にして、チョキンと切ったら紙になるよ。」と話すと「え!これもちきゅうなの?」「いっかいで みやすいね」と話す子どももいました。

○色付き地球儀
色付き地球儀は、大陸ごとに色が分けられています。
「えひめけんは どこかな~」「りょこうに いったかんこくは どこかな?」
「ぼくたちは あじあにいるね!あじあって おおきいね!!」

宇宙という全体から大陸の名前を知り、アジアの中の日本へと進みます。
○世界地図のパズル
形をひとつずつ取って大陸の話を聞きます。
「先生は、北アメリカのアラスカっていうところに行ってみたいんだけど、そこにはオーロラが見られるんだよ」という話をすると「オーロラみてみたいな~」
などの声がありました。何度も繰り返し、世界地図のパズルを楽しんでいます。


○写真フォルダー
大陸ごとに写真を見ながら大陸の特徴を知っていきます。

「南極の皇帝ペンギンは 〇〇君と同じくらいの高さがあるよ!」と言うと、年長児の男の子が立ってみんなに見せてくれました。子どもたちは「こんなにたかいの!!」「びっくり!」と驚いていました。
また、コーヒー豆の写真を見て、実際に実物のコーヒー豆の匂いを嗅いでみたりもしました。


過去にインドネシアに住んでいたことのある先生が、その時の写真や旅行中の写真を持ってきてくれました。
「いいな~!行ってみたいな」
他の国のお金も触ってみました。
「ルピアっていうんだね」「カラフルだね!」

また、各大陸の船に興味を持ち、世界地図の舟の絵を描いた男の子もいました。


興味の輪がどんどん広がって、お友達と一緒に絵を描いたり、いろいろな大陸の船について紹介したりしていました。
「これは 南極観測船だよ」「アイコン・オブ・ザ・シーズは、北アメリカ大陸にもいけるよ!」

アフリカ大陸の写真フォルダーを見た後、ダチョウの卵を触りました。
「なかは どうなってるかな?」「ざらざらして かたい!」
「アフリカの サバンナにいるんだよね」

○世界地図を作る
全部の大陸を学んだあと、自分の世界地図を作ります。
「ちっちゃい しまもあるね」

戦争の写真を見た時、先生が「国と国が戦っていて子どもも銃を持って戦ったり、大切な人が死んでしまったり、戦争に行かされ、食べるもの、住む場所が奪われているんだよ。」と説明すると、こんな話がありました。
ある女の子が「ことばで かいけつすればいいのにね」と言うと「つかうことばも ちがうから、どうしたらいいのかな?」「じゃあ わたしは えいごべんきょうしようかな」などと子ども達同士での会話が繰り広げられていました。
コスミック教育は、平和教育と言われています。子どもたちの心の中の思いやりの心、考える力から平和へと繋がっていきます。
世界を知るお仕事を通して、子どもたちの興味・関心・発見に出会うことができました。これからも、たくさんの学びの種をまき、心が動く活動ができたらいいなと思っています。
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