2025.11.26 海の星幼稚園 ブログ
11月15日、年長児が教会へ礼拝に行き七五三の祝福をしていただきました。
教会に一歩足を踏み入れると、その特別な雰囲気を感じているようです。
ステンドグラスからキラキラと差し込む光に興味を示し、じっと見つめる子も
静かに聖歌が流れるなか、手を合わせ、二人で歩調を合わせてゆっくりと入場します。


皆で心を合わせ主の祈りを唱え、「神様といつも一緒」を歌い、式が始まりました。


皆、神父様のお話に真剣に耳を傾けます。

次に、代表の子ども達によるお祈りです。

家族のこと、友達のこと、世界のこと、子ども達がそれぞれの思いを自分の言葉で神様に願います。
「お友達が病気でお休みするととてもさみしくなります。お友達が元気で毎日幼稚園に来られますように。」
「台風でおうちが壊れた人がいます。その人のおうちが早く直って暮らせますように。」
「お友達と喧嘩をする時があります。喧嘩をしてもすぐに仲直りができますように。」
「ぼくにはお父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃんの家族がいます。僕は皆のことが大好きです。これからもみんなが、元気でぼくのそばにいてくれますように。そして天国のおばあちゃんも見ていてくれますように。」
「いつも私は友達と鉄棒やツリーハウスで遊ぶのがとっても楽しいです。これからも友達と仲良く遊べますように。」
「世界中には食べ物がない人や着るお洋服がない人がいます。その人たちが食べ物をお腹いっぱい食べて、温かいお洋服が着られますように。」
”どうぞ子ども達の祈りを聞き入れてください”
最後に神父様に聖水で祝福をしていただき、一人ずつマリア様が刻まれたメダイをかけていただきました。

胸にメダイをかけた子は、穏やかで喜びに満ち溢れた表情で、一人ずつ退場します。

「マリア様がいる!すてき」と目をか輝かせながら、かけていただいたメダイを見る子。


幼稚園に帰ってから、いただいたそのメダイを他の先生や年少、年中さんに「みて、すてきでしょ。」と見せてあげます。
祝福式の翌日、「私ね、おうちに帰って、いつもお祈りの時に歌ってる歌をうたってあげたんだよ」と話す子。
「誰に?」と聞くと「マリア様。そしたらマリア様笑ってた!」
子どものこの素直で純粋な心を、マリア様はさぞお喜びになられたことでしょう。
この日は保護者の方もご案内しました。
日頃あまり来ることのないであろう教会に足を運んでいただいたこと、そして子どもたちの成長を共に喜び祝ってくださったこと、とても嬉しく思いました。
これからも神様のご加護のもと、子ども達がたくさんの愛に包まれ、心も体も健やかに成長できますように。
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