
2025.07.11 道後聖母幼稚園 ブログ
『子どものためのコンサート』が開催されました。
愛媛交響楽団でホルンを演奏されている4名の方が来園し、美しいホルンの音色を届けてくださいました。
なかなか耳にすることのない、ホルンだけのアンサンブルはとても珍しく、園児たちも興味津々。あたたかい音が、ホールいっぱいに広がりました。
「そのがっきなあに?どんなおとがなるのかな?」
「このぐるぐるしているのはなに?」
「もっとちかくでみたい!」
コンサートまで待ちきれず演奏者の方に話しかけたり質問したり、始まる前から胸の高鳴りが止まりません。
そんな子どもたちも演奏が始まるとこの表情。
ホルンの包み込むような綺麗な音の響きに吸い込まれていくようで、真剣な眼差しでした。
見て、聞いて、リズムにのって体を動かす等 本物の与える力は素晴らしいですね。
組曲でんでんむしやウルトラマンたろう、アルプスの少女ハイジの曲を聞きました。
組曲でんでんむしでは、クラシックやワルツ、音頭の音楽の中になにか隠れています。
「でーんでんむーしむしかーたつむりー♪♪♪」
「あ!これしってる!」
「でんでんむし!!でんでんむしだよ!!!」
気付いてお友だちと目を合わせて笑顔を浮かべる様子が見られました。
他にも音楽に合わせて歌を歌ったり、両手ででんでんむしを作ったり、たくさんのでんでんむしがホールの中を散歩しているようでした。
ホルンの魅力に吸い込まれたようで、とても真剣に話を聞きます。
「なんのどうぶつに見えるかな?」
「ぞう?…かたつむり?!」
名前や構造などたくさんのことを教えてもらった子どもたちはミニ博士です。
「ぐるぐるーって、いきがはいって、あそこからおとがでるんだね。」
最後にホルンの楽器に合うのは森か海か宇宙かみんなで考えてみました。
「もりだとおもう!」
「おとがきれいだからうみだよ!」
正解は…森です!
最後にモーツアルト作曲/森の住民の挨拶を演奏してくださいました。
子どもたちがこれからたくさんの音楽に触れて、個性豊かな感性や表現力を身に付けていく姿がとても楽しみです。素敵な音楽を演奏してくださり、ありがとうございました。
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