5月11日の母の日が近づき、室内にはカーネーションが飾られました。

「わぁー！花びらぎざぎざやね。」「知ってる！お母さんにありがとう！の花だよ！」

母の日ってどんな日？お母さんってどんな人？の問いかけに

「お母さんいつも洗濯してくれる！」「お母さんはご飯を作ってくれるよ！」

「おかあさんにありがとうって伝えたいな！」と、お母さんへの思いがあふれます。

そんな思いを胸に、お母さんの喜ぶことをしたいなと、早速年長児は写真立てをつくりました。

 

「お母さんはこの色が好きなんだよ！」と選んだ画用紙に、型紙で型を取ります。

　

はさみで丁寧にチョキチョキ…「お母さんはピンクが好きだから、線もピンクで描いたよ！」なんてこだわりも。

お母さんへの思いを込めて、１針ずつ心を込めて縫っていきます。

「カラフルにしたら喜ぶんじゃない？」工夫もそれぞれ。

時々ひらがなの表とにらめっこ。伝えたい思いを一生懸命文字にします。

　

折り紙やメッセージで飾って、世界にひとつの写真立てのできあがり！

「え～！こんなの作ったの！？すごいじゃん！！絶対お母さん喜んでくれるね～☆」

「ここにも描いちゃった♪」

「じゃーん！こっちも見てみて～！！」

 

縫ったり、折ったり、切ったり、貼ったり…

日ごろ身に着けた術を使って思いを形にする年長児。

 

そんな年長児の様子を見た年中児・年少児も「ママにプレゼントしたい！」と

「ママの絵を描いたよ！」

「僕はネックレスを作ったよ！」特別な包装紙でラッピング。プレゼントする子どもたちも、ドキドキ…！

自分の出来ることや好きなことも、思いをのせれば素敵なプレゼントに。

「渡すときに、ぎゅってするんだ！」

と言う子も。

物だけでなく、「お皿洗いのお手伝いしてあげる！」「肩をたたいてあげると、気持ちいいっていうよ！」

と一人ひとりプレゼントは様々。

 

そして母の日の翌日。

登園してきた子どもたちは「お母さん、嬉しいって言ってた！」「ありがとうって言われて、僕も嬉しかったよ！」「玄関に飾ったよ！」とたくさん話してくれました。

プレゼントはもらうことももちろん嬉しいですが、相手に喜んでもらうことを考え、贈る側にも喜びがあることを感じた母の日だったように思います。