新学期が始まり、子どもたちも園に少しづつ慣れてきた頃、昼食が始まりました。

昼食を食べる前には、エプロンを付けて当番の準備。

お姉さんが「後ろの紐リボン結びしてあげる！」

「ありがとう。」

バケツに水をくんで雑巾を搾ります。

「白い色が机の雑巾だよね。」「黄色が床！」

力を込めて手首を回転させながらぎゅーっとしぼります。

自分の手に合わせて小さく畳んで端から端まできれいに拭きます。

　

手を洗いましょう。手の甲、ひら、指１本１本丁寧に洗います。

うがいをしてお口の中も綺麗に。

食べる前にはみんなでお祈りをします。

 

「神様、おいしそうな食事をありがとうございます。

大きくなるため何でも食べます。

どうぞこの食べ物を祝してください。いただきます。」

 

　

お友だちの様子を見てから食べ始める子もいれば、

好きなおかずを大きな一口で食べる子も。

「一緒の入っててうれしいね！」「こんどはこれ食べてみようよ。」

　

年少児に「すごい！いっぱい食べれてるね。」と優しく声をかけている年長児も。

ご飯がこぼれてしまったら、

指先でつまんでおこぼし（紙）に拾います。そして、紙を折り紙のようにたたみ、

ゴミ箱へ捨てにいきます。

 

年中児は、巾着袋から風呂敷包みに変わりました。

穴をくぐらせて、片方の端をぎゅっと取って結びます。

途中、手からほどけたり上手く穴にくぐれない・・・

でも諦めず何度も何度も挑戦。

・・・結べた！

　

そして食べて終わったらお祈りをします。

「食べるもののない人や困っている人たちにもお与えください。」

 

みんなで食べられる食事は子どもたちにとってとっても楽しい時間です。

世界中の困っている人たちにもどうか神様の力をお与えください。アーメン。