
2025.05.29 海の星幼稚園 ブログ
園庭のこいのぼりが今年も子どもたちを見守るように
高く上がりました。
子ども達はこいのぼりが大好き。登園すると真っ先に見つけて
「あっ。こいのぼり!」
泳がないなあ・・・と下からじーっと眺めていると
あ!風が吹いて泳ぎ始めました。
そして、
「あれと同じのが作りたい」とこいのぼりを作り始めました。
年少児は好きなシールを貼っていきます。
「なんのシールにしよっかなあ」
「ぼくはこれをたくさんにしよう」
同じシールを探して貼る子。
年下の子を見守るお兄さん。
ぺたっと貼るところを見守って
「できたね。」と二人でにっこり。
「めがみっつ!」
「できたよ!わたしたちよりたかいでしょ!」
年中児は、書かれた丸をしっかり見ながら、
はみ出さないように慎重に目を切っていきます。
「どれにしよっかな」
いろんな色の鱗をそれぞれが好きなところに貼っていきます。
園庭のこいのぼりをよく観察して
「おんなじ、ピューってなってるながいのつくる」とふきながしもつきました。
年長児は、うろこの形を型紙に合わせて描いていきます。
こいのぼりの尻尾も自分で描いて切ります。
「強そうでしょ」と尻尾をギザギザにする子。
のりを全面に塗るだけではなく、一筋だけ塗って
鱗を浮かせている子。
こちらは、目の上に長いかわいいまつげを描いてお口を付けて
かわいいこいのぼりの出来上がり!
色んな形の鱗を貼る子
「うちは3にんきょうだい。」だから、「おにいちゃんでしょ?
わたしでしょ?それからこれはちっちゃいわたしのおとうと。」
裏面に絵を描いてみたり、
切った目を自分の目に合わせて「めだま!」
と見せてくれたり
オリジナルいっぱいのこいのぼりがたくさん完成しましたよ。
一つ作って完成ではなく、毎日作って持って帰っている子もいました。
満足いくまで何個も何個も作ります。
「いっしょにかえろうね」
風に揺られて作ったこいのぼりも園庭のこいのぼりも泳いでいます。
おもしろそうにおよいでる~♪ですね!
ある子から、
「こいのぼりってなんでこうやって飾るん?」
と聞かれました。
「【鯉】というお魚はね流れのはやい滝を登るぐらい強くてたくましい魚なんだよ。そんな鯉みたいにみんなが力強く健康に育っていけるように、お願いする意味が込められているんだよ。」と伝えると、
「鯉って強くてすごいな。僕も鯉みたいに強くなりたいな」
鯉のようにたくましく健康に育っていけますように。願いを込めて・・・。
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