学校法人 ロザリオ学園

新着情報News

2023.12.25 ロザリオ学園 ブログ

クリスマスの集いに参加して

ロザリオ学園 ブログ

12月16日(土)は若葉幼稚園のクリスマス会でした。

イエス様がお生まれになったその良き日を一足早くみんなでお祝いし、しあわせな気持ちいっぱいのうれしい一日となりました。そして、今年のクリスマス会も、イエス様が私たちの所に来てくださった喜びを、年長児は聖誕劇を通してそのメッセージを会場の皆様に伝えました。年長児の生誕劇はとても厳かで心のこもったものになりました。

そして、聖誕劇が終わった後に、年長児は教会にてクリスマスの集いに参加させていただきました。「きよしこの夜」のオルガンの音が穏やかに流れる中、代表の子どもたちが幼子イエス様の御像を乗せた台車を、優しくそっと押しながら神父様と入堂してきました。

教会の中には、神秘的で美しい光に包まれたクリスマスツリーと、穏やかなぬくもりにあふれた馬小屋があります。入堂してきた子どもたちは、一瞬にして心を奪われ息をのんでいます。ステンドグラスの優しい光が降り注ぐマリア様のご像の前で、神父様から聖書のお話をしていただきました。天地創造のお話や、イエス様がお生まれになるまでのこと。そして、イエス様がお生まれになった場所は決して位の高い人たちが泊まる宿屋ではなく、貧しい馬小屋の飼い葉桶の中だったこと。そして、イエス様がお生まれになったことを一番初めに知りえたのは、貧しい羊飼いたちであったこと。

真剣な眼差しで神父様を見つめ、お話に耳を傾けている子どもたち一人ひとりの胸の中にはどんな思いがよぎり、何を感じていたのでしょう。子どもたちなりに神様の存在を、その幼い心で感じているように思いました。

その後、共同祈願が行われ、代表の子どもが神さまにお祈りを捧げました。

 

  

 

「イエス様、お誕生日おめでとうございます。私たちのところに生まれてきてくれてあり

がとうございます。」

「これからも、家族みんなが元気で幸せに暮らせますようにお守りください。」

「いつも優しい心でいられますように。」

「世界中のみんながなかよくいられますように。」

子どもたちが自分の思いを自分の言葉で捧げた心のこもったお祈りでした。

そして、皆で心を一つに合わせて「もみの木まなかに」の歌を合唱しました。67名の年長児の歌声がお御堂いっぱいに響き渡りました。

どうか、イエス様、子どもたちの祈りをお聞き入れください。そして、暗闇の中にいた羊飼いたちが光で照らされ道を導かれたように、私たちのことをその光で照らしてください。そして、皆が神さまのぬくもりに包まれてしあわせな気持ちでクリスマスを迎えられますようにお守りください。

 

 

 若葉幼稚園

                               園長 松木 信子

カテゴリー

アーカイブ