今年度はコロナ禍により、新型コロナウィルス感染症予防のため、子どもたちの日常生活にも影響を及ぼしています。2月は、子どもたちが楽しみにしていたお別れ遠足、小さな音楽会、親子給食試食会等の行事が縮小したり、中止になったりしました。また、園内の日常生活もマスク着用の徹底、手洗いうがいの励行、楽しい昼食は静かに大声を出さない等、園内活動や友だちとの関わり方も制限されることが多くなりました。

 

 

 

そんな中、天使幼稚園の園庭に新しい遊具が設置されました。

　

とんとんステップ　　　　　　　　　　　　　　　　もこもこトンネル

 

 

「これどうやって遊ぶん？わかった！こうするんや」

　

 

 

 

「トンネルの中へ入ってみよう」

　

 

「じゃんけんしよう」

とんとんステップではじゃんけん陣取りが始まりました。

　

 

　

 

 

「トンネルの上にあがってみよう！どうしたらあがれるかな？」

 

　

 

 

　

 

 

子どもたちは大喜びです。新しい遊具に興味を示し、大勢が集まってきました。

 

「危ないやろ！こっちから順番に並んで」

 

と年長児がリードして順番を守っています。

　

「こうやってするんよ」

 

遊び方が分からない友達に教えてあげる姿や怖がっている年少児に手を添えてあげている年長児。

 

　

 

ほほえましい姿が見られ、嬉しくなりました。

 

 

 

 

異年齢の園生活をする中での経験から、優しさや思いやりの種が芽を出し、成長しています。この芽に、私たちは保護者と協力し、愛情という肥料や水を注いでいます。素敵な花を咲かせるよう大切に育ててゆきたいですね。

 

 

卒園、進級まであと1か月。

コロナ禍で子どもたちの生活が制限されていますが、友だちとの遊びを心ゆくまで楽しみ、残り少ない園生活を意識する中で、自分の成長を感じながら、今まで協力や手助けをしてくれた家族、身近な人々への感謝の気持ちをもって、1日1日を大切に過ごして欲しいと願っています。

 

 

 

認定こども園　天使幼稚園

園長　平野　益美