学校法人 ロザリオ学園

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2021.12.20 海の星幼稚園 ブログ

お料理 ~さつまいもを使って~

海の星幼稚園 ブログ

 

 

秋に自分たちで掘ったさつまいもを使って年中児、年長児が

さつまいもごはんとみそ汁を作りました。

 

 

まずは作り方をクラスの先生に教えてもらいます。

 

デモンストレーション

 

 

「煮干しを入れていた水、

こんな色になりました。

これが、お味噌汁の出汁になります。」

 

 

 

 

 

 こちらは昆布です。

「こんぶ おおきくなってる!」

「パリパリだったのに!」

 

 

 

 

 

さあ、手をきれいに洗って、消毒をして準備万端!

自分でどの道具が必要か考え、自分で使いやすいように机にセッティング。

 

 

 

どこのつくえできろうかな、

どのやさいからきろうかな、とひとつずつ自分で選び、活動していきます。

 

 

さつまいも

 

とても固いので先生が事前にスティック状に切ってあります。

それでも・・・「かたいなあ。」「ちからをいれてきらないと!」と真剣。

「これくらいのおおきさがいいかな?」小さく切る人もいれば、少し大きめに切る人も・・・

 

 

  

 

 

たまねぎ

 

まずは手で皮をむいていきます。

何度も経験している年長児。

「たまねぎさわったて“で、め“をさわったらだめよ!」と

目に沁みないよう注意しながら…。

 

「さつまいもよりさっときれるね」

切れ味の違いを実感します。

 

 

   

 

 

 

にんじん、だいこん

 

ピーラーを器用にまずは皮むき。

むきすぎると食べるところがなくなっちゃうから一回でいいよ、と聞いていたので

皮があるところを探し、むきます。

「おおきいとかたいからね」と。小さく切ります。

 

長い大根は、シュッと腕を一気に滑らします。

 

   

 

しめじ

 

しめじは指先を器用に使って一つずつ株から離していきます。

「おおきいのとちいさいのがあるね」

「おおきいのはおとなで、ちいさいのはこども」と例えてみたり・・・

 

 

 

 

豆腐

 

年長児に「お豆腐、手のひらの上で切ってみない?」と誘うとびっくりした様子。

まずは先生がやってみせます。

「て、きれるよ・・・」と心配そうに見ていましたが、

ちょっとやってみようかな、と挑戦!

 

慎重に・・・慎重に・・・

そうっと、そうっと・・・

 

何度も何度も切る子どももいました。

 

 

   

 

 

鍋に具材を入れ、ひと煮立ち。

溶いた味噌を入れて、しばらく蓋をします。

 

 

 

切る作業が一通り終わると、自分が使った道具を片付け、ごみを拾い、机を拭く。

最初から最後まで自分の活動に責任を持ちます。

 

 

   

 

 

一方、こちらでは数人が、なにやら机を囲んで・・・

そっと覗くと、モグモグ・・・

 

 

   

 

煮干しの頭と昆布の味を堪能していました。笑

出汁取る前のもの、取った後のもの。

「あじがちがう。こっち(出汁を取る前)のほうがおいしい。」

「おいしい おみそしるに なっているかな~」

 

炊飯器の前では・・・

「あと 1ぷん!」とおいしそうな湯気のにおいを嗅ぎつけ、

様子を見に来た二人。

 

「まだかなあ~」1分がとても長く感じます。

 

 

 

~~~~~~~♪

 

 

 

 

「あっ!!!!せんせい!ぼくがあけてもいい?」

やけどしないように・・・

 

「おお~~~~~~!」

思わず笑みがこぼれます。

 

 

   

 

まだかまだかと出来上がりを待っていた年少児も外遊びから帰ってきて

さあ!食事の時間です。

 

自分が食べられる量を考えて、自分で器に盛りつけます。

「いっぱいたべたいから おおもり!」

こぼさないようにそーっとお盆を持ち自分の席まで運びます。

 

 

  

 

配膳ができました。

≪食事の前のお祈り≫

「おいものおいのり・・・いただきます!」

「おみそしるのおいのり・・・」

 

今日はさまざまなおいのりが聞こえてきました。

大きな口をあけ、ご飯に夢中。

「おかわり!!!」 「だいまんぞく!」

 

 

 

「おうちでも つくってみよーっと!」

 

普段の園生活で行っている、切る・そそぐ・すくう・拭く・畳む・

物事の順序を考える…など、たくさん経験し、

これまで培った力を、総動員させているからこそできるお料理活動であたと思います。

 

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