2025年も残りわずかとなりました。
この数か月を振り返ると、日々の保育の中で、子どもたち一人ひとりの成長と、たくさんの喜びが積み重なってきたことを感じます。年の終わりに、園での大切な時間を振り返りたいと思います。二学期は、親子遠足で動物園へ出かけたり、焼き芋とおむすびパーティーを楽しんだり、ななつぼしの劇や、どんぐりゴマ作りに取り組んだり、クリスマス会で歌や合奏や聖誕劇を通してイエス様のお誕生をおいわいしたりと、心に残る出来事がたくさんありました。一つひとつの経験の中で、子どもたちは友だちと関わり、思いを伝え合いながら、大きく成長していきました。

また、来年の創立７０周年に向けて「みんなで言葉を集めて歌を作ろう」という取り組みから、園の歌が完成しました。子どもたちと先生の気持ちがつながって生まれた、大切な一曲です。

終業式で初めて先生たちが子どもたちに歌を披露しました。

 

「すてきなうたができてうれしい。」「とってもきれいなうたをうたってくれてありがとう。」「いいメロディーじゃん！」「ようちえんのうたをつくってくれてありがとう。」

ときらきらした表情で感想を教えてくれたり、お手紙を書いてくれたりしました。

 

12月23日のクリスマス特別登園日には、音楽会として歌手の清水さま、ピアニストの豊田さまをお迎えしました。美しい歌声とピアノの音色に包まれ、子どもたちは音楽の楽しさや豊かさを、全身で感じている様子でした。歌い方のレッスンもしてくださったり、合奏をしたり、オペラを歌唱してくださったりしました。これからも本物に触れる経験を大切にしていきたいです。

 

そして12月24日の夜には、クリスマスミサが行われました。入堂の際神父様と共に子どもたちはロウソクをもって「しずけき」を賛美しながら入堂しました。とても厳かで祝福に満ちたひとときでした。
たくさんのご家族が参加してくださり、イエスさまのお誕生を、園と家庭が一緒になってお祝いすることができました。子どもたちの歌声や祈りは、きっと神さまのもとへやさしく届いたことと思います。教会の方が作ってくださったケーキとココアもおいしかったですね。

こうして２学期をふり返ると、日々の積み重ねの中に、たくさんの喜びと学びがあったことをあらためて感じます。
2025年も、保護者の皆さまのご理解とご協力に支えられ、無事に歩みを進めることができました。心より感謝申し上げます。

これから迎える新しい年も、神さまに見守られながら、子どもたち一人ひとりが健やかに成長していけますように。
どうぞよいお年をお迎えください。