今回のお料理のメニューは、『お芋ご飯、コロコロサラダ、お味噌汁』。

先日掘ってきたお芋をふんだんに使ったメニューです。

 

前日、お味噌汁の出汁の準備をしました。

 

「いい匂いがするよ」

ごつごつした乾いた昆布の香りを感じます。

 

 

前回のお料理でも経験した、いりこの下ごしらえをよく覚えているようで

頭をのけて、骨をのけてと慣れた手つき。

 

おにいちゃん、何してるの？

年少さんも興味津々。

 

ちょっとなめてみたり、、。

「おいしい」

 

目が取れた！

 

 

お芋も綺麗に洗っておきます。

 

 

 

そしてお料理当日

 

まずは、一連の流れを先生がデモンストレーション。

それぞれの頭の中で手順をようくイメージしている様子。

 

 

では、始めましょう。

 

手洗いをして、エプロンを付けます。

友達同士で助け合いながら

「ここに手を通すんだよ。」

 

 

何を切ろうかな、、。

自分のしたいことを決め、そのために必要な道具を選びます。

大根を切るには

「包丁と、まな板とピーラーと、、」

 

ピーラーで大根の皮をむき。

長い大根。

シューシュー

 

 

「皮剥いだらおいしそうな色が見えてきた！」

 

 

 

こちらではお米をザルに入れて洗います。

「お水が白くなる！」

 

机の上に落ちてしまったお米も友達と協力してきれいに集めます。

「袋持っててね。」

 

 

みんなで掘ったさつまいも、、

　

「お芋って固い！」

もう片方の手も使って力を入れます。

「○○ちゃんや、○○くん(年少さん)もこのくらいの大きさだったら食べられるかなあ。」

食べる人のことを想像しながら切ります。

 

 

そして、玉ねぎ

皮をむいて、むいて、むいて、中から真っ白な玉ねぎが出てきました。

涙が出ると玉ねぎと格闘、、

 

お味噌汁のワカメは、、

「こんなにながーい！」「ヌルヌルしてる！」

「うーん、海の匂い！」

 

豆腐は手のひらに乗せて

　

そーっと慎重に。包丁を入れます。

 

具材が切りそろい、昨日取った出汁を使います。

いい香り。

ぐつぐつ煮えてきたころ、出汁で味噌を溶かします。

「いいにおい」

鼻が近づきます。

 

 

こちらはコロコロサラダの具材のきゅうりを切る子。

「おいしいサラダできるかなあ」

 

サラダの中に入れるごまを擦る子。

　

「なんだかプチプチ聞こえるよ。」

ようく擦っていると、ふんわりいい香り。

 

同時に使った用具の洗い物も、、

 

落ちてしまった皮もほうきとちりとりで。

 

 

切ったきゅうりにソーセージとチーズとすりごまを混ざ合わせ

最後にマヨネーズで味付け。

「このくらいでいいかなぁ」

 

　

「もう食べたいよー。先生、味見してもいい？」

 

 

その頃、お芋ご飯が炊けました。

蓋を開けてみると、、

「わあ！いいにおい！」

 

これで全部できあがり。

では、よそっていただきましょう。

 

 

自分の食べられる量を自分たちで配膳します。

「いっぱい食べるけん！」

 

お盆に乗せ、こぼさないように、そーっと机まで運びます。

 

完成！

今日のメニューのお芋ご飯、コロコロサラダ、お味噌汁です。

 

「いただきます！」

「おいしい！」「おかわりするよ！」

 

 

作った料理を園長先生におすそ分けしました。

お味噌汁には何が入っているの？

「えっとね、にんじんと、だいこんと、、、これは私が切ったのよ」

 

「ありがとう。いただきます。」

 

自分たちで掘ったお芋を使ったお料理。

特別おいしかったようです。