2025.02.28 海の星幼稚園 ブログ
ぐっと冷えた日の朝、登園するとうっすら雪化粧の園庭。

お部屋に入る前に、吸い込まれるように園庭に向かう子。
雪の上を歩いてみたり触ってみたり。
またある日、日中に突然振り出した雪を見つけ、


「やったー!!」と飛び跳ね喜びます。
急いで園庭に駆けだします。

落ちてくる雪を見つめて手のひらに乗せようとして、
「あ、溶けちゃった。」

「見て!雪が頭に降ったよ」
しかし帽子を取って見ると、「…ないね。」雪はすぐ溶けてなくなるんだね。

「寒いなあ…」はああっと手を温めながら歩きます。

冷えた身体を暖房で温め、また遊びに行きます。
「そういえば雪って色んな形があるんよね。たしか…」
と、雪の結晶の本を広げます。

「どうして形が違うのかな?」「ほんとに同じ雪?」
と、不思議そう。
そして、こちらでは、幼稚園には、色々な柑橘の仲間が並んでいますよ。

冬のこの季節、柑橘どころの愛媛県にはたくさんの種類がお店にも並びます。
「これ、お店で見たよ~」「わたしも見た!」

「これは、ちゃんど…ら…ぽめろ。なにそれ?」
「わあ!顔と同じくらいおっきい!」


「これだね」と、図鑑の絵と照らし合わせる年長さん。

「今日のデザートと一緒だ!」と嬉しそう。
モンテッソーリ教具の言語の教具”かなくら”を使って柑橘の名前を書いている子。
一文字ずつカードを使って、色々な言葉を文字に置き換えていきます。

「これは、ちゃんどらぽめろ。ちゃ…ち、の次は小さい や…」
一つずつ手のひらに乗せて、重さ比べ。

「大きさだけじゃなくて、重たさも違う!」
色んな事に気が付きます。

外側からようく観察したある日、「今日は切ってみることにします」と、包丁を入れると中の様子に興味津々の子ども達。

それぞれに一つ一つ見た目も香りも違います。
「ちょっと食べてもいい?」少しずつみんなで分けて味見。
「すっぱーい」「おいしい!」
こちらには水仙の花。

「うーん、いい匂い!」
冷たい空気や柑橘・花の匂い、質感に触れ、寒い冬を五感で目いっぱい感じる子どもたちです。
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