来年度入園予定の新入園児が、少しでも“幼稚園って楽しいところ”と感じ

安心して入園を迎えられるように招集日を設けました。

この日は、その２回目。

前日から、とても楽しみに待っていた子どもたち。

「今日はどんなことをして遊ぶのかな？」

「滑り台が好きかな～？」

「お母さんと離れることできるかな？」

「私の妹がくるよ！」

と、いろいろな思いを巡らせます。

 

 

「まだかな～？」部屋の中では待ちきれない子どもたちは、

受付のところまでやってきました。

 

 

 

 

そして

園長先生がしている姿をよく見ていたのか、

「お名前を教えてください」

「この名札を付けてください」

と新入園児やお母さんに声を掛けます。

 

お名前を尋ねる前に

「〇〇ちゃん、待ってたよ！」と声をかけると

はじめは緊張気味だった新入園児さんですが

お兄さんに

「いっしょにあそぼう」と手を引いてもらうと

「うんっ」と嬉しそう。

 

戸外に出る時に……

「靴を探そう！！」と在園児。

しかし、どの靴かわかりません。

「足の大きさはどれくらい？」

「足の裏を見て見よう！」「何色？」「これ？」

「あった！これだね」

 

室内では、

たくさんある様々な教材を

「これがしたい！」「あれもー！」と次々に手にする新入園児。

そんな思いを大事にしながら見守ります。

 

そして

「できる？」「こうするんだよ！」とずっと優しく寄り添います。

 

お母さんと離れられなかった子も、

お兄ちゃんと一緒に金魚に餌をあげて嬉しそうでした。

 

こうして笑顔で園を後にする新入園児さんを

「またきてね」と見送ります。

 

小さいお友達が帰った後、

「ふぅー」「でも、楽しかったね！」心地よい疲れを感じたようです。

 

縦割りクラスの中で育った子どもたち。

相手の思いを尊重し認めながら、小さい人、大きい人、様々な人とお付き合いをすることが

とても上手になっていると改めて感じました。

 

責任感を持って関わる年長児の姿を見ながら

3年前のこの日、あなたたちもこうやって年長児さんに見守られ、

助けてもらいながら幼稚園生活をスタートしたんだよ。おおきくなったね。