長い夏休みも終わり、幼稚園にはこどもたちの元気な姿が戻ってきました。

久しぶりの幼稚園、久しぶりの友達に会えて少しドキドキ、ソワソワ、恥ずかしそうな姿も。

しかしあっという間に笑顔でおしゃべりが始まりました。

「〇〇ちゃんおはよ～さびしかったよ～」

「USJのきょうりゅうのとこたのしかった！」

「ここのひは、ばあばのいえではなびをしたんよ」など

先生たちにも“なつやすみのはなたば”（夏休みの様子を記録したもの）を見ながら楽しかった思い出を口々に話してくれました。

室内では早速それぞれが活動を選んで取り組みます。

しばらくの間、出来なかった分、心が欲していたかのように夢中で取り組む子ども達。

 

園庭では夏の陽を浴びて、生え揃った芝が子ども達を出迎えます。

その芝の上を飛び交う無数のトンボ、トンボ、トンボ！

虫網を持って園庭を右へ左へ走り回り、シュッシュッと俊敏に網を振ります。

手作り網も登場

指で羽を上手にはさみ、まじまじと観察。

 

 

沢山トンボは飛んでいるけど、トンボの家は園庭だから部屋に帰る時には

「また明日も来てね」と

トンボに声をかけて虫かごからだしてあげる姿。

 

ちょうど１ヶ月半前には・・・。

木の根元に、せみの幼虫が地面からはいだした穴や

 

木々のあちらこちらにせみの抜け殻、羽化の様子を見つけ

 

 

 

せみの大合唱を聞き、

そして「あそこにいる！」と

高い枝に網を伸ばしせみとりに夢中になった子ども達。

それがいつの間にか、せみの鳴き声を聞かなくなり、虫とりもせみからトンボへ。

子ども達は、季節の移り変わりもこうした身近な自然から感じていることでしょう。

 

降園前、帰りの集まりでは、2学期を元気で過ごせますように

好きなこと、新しいことをたくさん見つけられますようにと皆でお祈りしました。