学校法人 ロザリオ学園

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2021.03.04 お知らせ

生活発表会

先月20日、今年度最後の行事である生活発表会がありました。

この生活発表会は特別なことはせず、普段子どもたちがクラスでの『帰りのあつまり』でしている

劇や楽器遊び、うたなどをそれぞれの学年に分かれて楽しむ行事です。

今年の子どもたちはどんなことが楽しめるのか考え、昨年度とは少しプログラムを変えました。

 

 

満3歳児、つぼみ組は踊りです。

毎週1回しているリトミックで、音楽に合わせて身体を動かす楽しさを感じている子どもたち。

3曲の中から自分で好きな曲を選んで踊りました。

初めてこんなに大勢の人の前に立った子もいましたが、手を振ったり、「ママ―!」とお母さんを見つけたり、

可愛らしい姿がたくさん見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年少さんは楽器遊びとうたです。

1年間、クラスでの帰りのあつまりでたくさん親しんだ『カスタネット』『タンブリン』『すず』。

この3つの楽器を使っての楽器遊びをしました。

曲も2曲から好きな曲を選び、その中から好きな楽器を選びました。

少し難しい選びでしたが、それぞれが自分の好きな曲、楽器を選んで楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年中さんはオペレッタです。

『おおきなかぶ』『てぶくろ』『3びきのこぶた』

よく知っているこの3つのお話を演じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し照れながらも、しっかりと自分のセリフを言ったり、歌を歌ったり、

それぞれがそれぞれの役になりきって1つのお話が完成しました。

見ている私たちが楽しい気持ちになるくらい子どもたちが楽しそうに演じていたことが何よりうれしかったです。

 

 

 

 

そして、年長さんにとっては本当に最後の行事です。

最後の行事、これまでしてきたいろいろな演目の中から自分が本当にしたいものを選んでもらいたいと思い、

今年は『踊り』『合奏』『オペレッタ』の中から1つを選んでもらうことにしました。

選びの際には、「合奏もしたいし、オペレッタもしたいなぁ」「悩むーー」と言いながら、

よーくよーく考えて選んだ選びです。

これだけ考えられるのも、悩めるのもこれまでの経験があり、子どもたちの心が育っているからだと感じました。

 

そうして選んだプログラム。

まずは踊り。

踊りはフラッグを持って踊りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

練習の時に見に来ていた年中さんが、”先生合図してないよね?合図もないのにいつ動くかとかわかるんすごいね”

と言っていました。

音楽の変化や歌詞を伝えながら移動するタイミングを自分たちで覚えて踊りました。

そのすごさを年中さんは感じたんでしょうね。

 

 

 

そして合奏は『にじ』の曲に合わせて行いました。

これまでずっと使ってきた、すずやカスタネット、タンブリン、トライアングル、ウッドブロックに加え、

たいこや木琴、鉄琴も合わせての合奏です。

にじのきれいなメロディーに合わせて子どもたちのぴったりと合った音がとてもきれいな合奏でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペレッタの演目は『スイミー』です。

スイミーが出会う様々な海の生き物たちを子どもたちが演じました。

その時の自分が演じる生き物の気持ちや動きを自分たちで考え、作り上げたオペレッタです。

セリフもどんな言い方をすればそのときの気持ちを表すことができるか、

声のトーンやしぐさを変えて演じており、年長さんらしいオペレッタでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後はピアニカの演奏と『はじめのいっぽ』の歌です。

 

 

 

 

 

 

 

 

数年前から生活発表会で年長児はこの歌を歌っています。

これから新しい場所へ一歩を踏み出す子どもたち。

その思いが込められているとても素敵な歌声でした。

 

 

1年最後の生活発表会。

1年という時間を長いと感じるか、短いと感じるかは人それぞれです。

ですが、確実にこの1年の中で子どもたちはたくさんの経験をし、心も身体も育っています。

大切なこの時期の1年。

どれくらいその育ちに気づき、向き合ってこれたか改めて考えさせられた発表会でもあった気がします。

 

ですが何より、子どもたちが『楽しい!!』と感じられる発表会になったことが何より嬉しく思います。

今年度も残りあと2週間。

充実した日々が送れますように・・・

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