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†  研修を通して 2021/01/27

 私は10月から12月までの三か月間、徳島県にある鳴門教育大学で開催された「幼稚園教諭免許法認定公開講座」に参加してきました。自分自身のキャリアアップのため、もう一度幼児教育について学びたいという思いを持って受講してきました。三か月間、土曜日と日曜日に通い続け、【幼児教育論】【教育心理学】【保育内容】【教育相談論】【選択理論】など様々な理論や方法を学びました。私自身30年近く幼児教育に携わっていますが、初めて学ぶことも多く、奥深さを感じました。

 その中で印象に残っているのが【選択理論】という心理学です。これは子どもにも大人にも共通することだと思いますが、「人は他人を変えることができないが、自分は変わることができる」というグラッサー博士の言葉です。自分が変わることで、相手が思っていることを理解したり、どう感じているか考えたり、相手がどういうことを伝えたいのか、何を求めているのかを理解しようとすることで、相手の気持ちや思いに寄り添えるのだと教えて頂きました。それにはまず、相手の良いところをたくさん見る、見つける、伝えることが大切です。

 今、自園でも「園児、保護者、職員も含め、良い所を見つけよう」又、「本人の困っているところは成長へのステップであり、一緒に工夫し考え、ともに伸びよう」と職員同士の意識統一をはかり、日々の保育に臨んでいるところです。今の園の状況を振り返りつつ、講話を聞きながら「これでいいのだ」という思いが沸いてきました。そして今後も毎日の保育実践のなかで、もっともっと私たちが様々な方向から、園児の良い所をたくさん捉えていけるような目や感覚を持ち、そして小さな事柄にも感じる心を持ちたいと思います。例えば、登園してきただけでも良い・ボタン1つとめれたことでも良いのです。小さな良いことをたくさん見つけ、それを伝えあうことで、他人との人間関係が構築され、その積み重ねにより、他人は変えられないけれど、自分自身が変わることで、相互の気持ちが寄り添うようになっていくのだと思いました。そういった気持ちで毎日の保育に取り組むことで、自分自身の受け皿が少しだけですが大きくなったような気がします。

 久しぶりに研修にじっくり取り組むことができ、自分の考えや幼児保育に対する熱意が広がったように思いました。今回、コロナ禍の中、研修に行かせていただいたことにすごく感謝しました。こういう機会でないとなかなか行くことも難しかったですが、自分自身の身となり力となったと感じております。そして今後も自分自身の保育を深めていきたいと思いました。後輩や同僚の先生方もどんどん研修を受け、お互いに話し合い、仲間として向上できればと強く感じました。

<参考資料>

 

 

西条聖マリア幼稚園

主任教諭 村井カオリ

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