学校法人 ロザリオ学園

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2017.11.10 お知らせ

秋の森育

例年より少し遅い運動会も終わり、本格的な冬が近づいてきていることを感じています

そんな中、年長児は秋の森育に行ってきました

スタッフのかたに”今日は立冬っていって、冬の始まりの日なんだよ”と教えてもらっても、

”まだ秋よ!!”と譲らなかった子どもたち・・・

その通り、少し色づいたもみじやイヌタデなど森には秋がたくさん溢れていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、今回の森育では自然の他にも今までにはないものがありました

 

 

 

たき火です

 

 

 

 

 

 

今回は”火”について教えてもらいました

”火は森のなかでもわたしたちをあたためてくれること”

”火は食べ物をより、おいしくしてくれること”など、火についてもいろいろなことを

紙芝居を通して教えてもらいました

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、”今日は、この火とも遊んでもらっていいですよ”と言われると、子どもたちは大喜び。

でも、遊ぶためには火のことをよく知らないといけません。

 

 

まずは火も小さい声だけどおしゃべりをしていること。

 

 

よーく耳をすまして・・・

”パチパチって聞こえた!!”

”ホントや!おしゃべりしてる”

静かにしないと聞こえない火の声に耳を傾けます

 

 

そして、火の嫌いなものも聞きました

火が嫌いなものは”水”。

少ーし水をかけると・・・

 

 

 

あらら・・・

元気がなくなっちゃった・・・

 

 

 

 

でも、火の好きなもの(葉っぱ)をあげて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ火の好きなもの(風)をあげると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに元気になりました

 

 

 

”わぁ!!なんだか魔法みたい!!”

 

 

 

 

 

 

火のこと(好きなもの、嫌いなもの)を教えてもらい、さあ、遊びの始まりです

さっそく火と遊びます

火が好きなのは葉っぱのなかでも”乾いた葉っぱ”です

木の下で集めてきて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

あげました。

 

 

 

そしてうちわでよーくあおいで風を送ってあげます

 

 

 

 

 

こんなものもプレゼントしました

 

 

この緑の葉っぱはヒノキです

ヒノキをあげると・・・

 

 

 

 

 

 

”パチパチパチパチ・・・”

不思議な音がします

それに・・・なんだかヒノキのいい香りも。

 

 

 

この日、火は大人気。

みんなが”これもあげたい””いい枝見つけたからあげるー”とたくさん食べ物を持ってきてくれます

でも・・・

 

 

 

大好きな風を送ってあげていると・・・

”ありがとう”の煙がやってきて・・・

 

 

 

 

 

 

目にしみます

”うわぁ・・・”

思わず目をつむります

 

 

 

でも、だんだんと少しずつ火が元気がなくなってきました

と・・・

 

 

園長先生パワーで大復活!!

また元気になりました

 

 

 

 

 

 

そして、少し寒くはなりましたが、秋の森にもたくさんの生き物が住んでいました

 

”おともだちになってください”と

お話しています

誰がいるのかなー?

手をあけると・・・

 

 

 

 

 

毛虫さんです

”この子は毒がないからこわくないんだよ”

生き物それぞれの特徴をよくわかり、

接してあげられるようになっていますね

 

 

 

そして、この秋の森。いちばんたくさん出会えたのが・・・

 

 

 

かまきりです

 

 

 

 

 

 

こちらも”おともだちになってね”と

ごあいさつ。

 

 

 

 

 

 

”ここがきみのおうちだよ”と

机の上に乗せてあげました

すると・・・

 

 

 

 

 

”仲良くなったのかなぁ?”

”遊んでよーって言ってるみたい”

 

 

 

 

そしてしばらくしてまたこのかまきりのおうちを見に行ってみると、

 

 

こんなに素敵なおうちになっていました

”遊ぶところいっぱいなんだよ”

 

 

 

 

 

 

川の近くではこんな生き物にも出会えました

 

 

ちいさなかにです

”小さくてかわいいねー”

と言っていると・・・

 

 

 

 

 

こちらには大きなかに!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

”あのね、おともだちになりたかったんだけど、

手の中にいれたらはさまれた!!!”

と・・・

だからこうやってお友だちになってるんですって。

 

 

 

その他にもバッタや、

 

 

 

 

 

 

 

 

てんとうむし。

 

 

 

 

 

 

 

 

とかげともお友だちに。

みんな生き物と仲良くなるのがとても上手になっています

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、この日は朝雨が降っていて雨上がり。

スタッフのかたから”木の下にはへびがいるかもしれないから、

足で「コンコン」ってノックしてから、ひっくり返してね”と

教えてもらいます

少しどきどきしながら、そーっとひっくり返してみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

だんごむしのおうちでした。

まだまだ赤ちゃんのだんごむしがいっぱいで、かわいいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらは前回の夏の森で”そうめんながし”や”秘密基地”と呼ばれていた場所。

再工事の始まりです。

この日は夏の森のときよりも、台風などの影響で水の勢いが・・・

 

 

”水が強いから木を置いてゆっくりにしよう!”

と考えます

 

 

 

 

 

 

次の日の子どもは木を置いてトンネル作り。

”この下、木通るかなぁ・・・”

何回も試しうまく角度を調整します

 

 

 

 

 

 

 

そして次は、大きな竹を運びます

 

 

 

 

 

 

 

なにかしたいことがあるようですが、

大きすぎて思うようにいきません

”もうーーー!!!”

何度も何度も挑戦して・・・

 

 

 

 

ようやくうまくかけられました。

”やっとできた・・・!!”

 

 

 

 

 

 

そしてトントンとかなづち(木)でたたき、

微調整?

 

 

 

 

まだまだ工事は終わっていないみたいなので、次は冬の森のお楽しみ・・・

 

 

ほかにも森にはたくさんの秋からのプレゼントがありました

 

 

 

ちいさなどんぐり。

 

 

 

 

 

 

 

”こんなに木の実見つけたよ”

 

 

 

 

 

 

 

石の上には赤とんぼ。

 

 

 

 

 

 

赤くなりつつあるもみじ。

自然と”まっかだな~♪まっかだな~♪”のうたが

聞こえてきます

 

 

 

 

これは「くさび」という植物。

鮮やかなピンクの部分は「がく」だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この紺色の実に水を足して潰すと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいな水色に。自然の色とは思えないきれいな色に子どもたちも驚きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、森でお弁当。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、食後にマシュマロ(おやつ)を食べました

でもただ食べるだけではなく、火によりおいしくしてもらって食べます

竹の棒に刺して、火であぶります

 

 

 

焦がさないように、回して・・・

 

 

 

 

 

”でーーきたっ”

でも勢いづいて食べると、

 

 

”あつっ!!!!”

やけどしそうに・・・

けど・・・

 

 

 

 

 

 

”おいしーーい!!”

 

 

 

 

 

 

とろとろで落ちそうになりながらも、

うまくキャッチ。

”うわぁ、おいしーい”

 

 

 

火においしくしてもらったマシュマロに、子どもたちの笑顔が溢れます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全身で秋を感じた秋の森育。

子どもたちも、夏の森との違いをたくさんみつけることができました

 

次は最後の冬の森。

どんな発見があるのでしょうか。

子どもたちと一緒に楽しみにしたいと思います。

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