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冬の森育

先週、年長の子どもたちと冬の森育へ行っていきました。

冬の森育というと、2年前、吹雪の中子どもたちと行ったことを思い出します。

いつも楽しい森育の中で初めて子どもたちが”帰りたい”というほど寒い日でした。

 

しかし、今年はぽかぽか暖かく、子どもたちはうっすら汗をかいているほど・・・

なんと菜の花も咲き始めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

とても過ごしやすくはありましたが、四季の差がなくなっていっているのかと思うと、少し心配にもなりますね。

 

それでもやはり秋とは違い、木々の葉っぱは落ちてしまっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、落ちた葉っぱを触ったり、踏んだりすると、「カサカサ」といい音。

 

 

 

 

 

 

 

 

集めて、投げて、葉っぱの雪!

頭も体も葉っぱだらけになりながら楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森の入り口では、いつものようにご挨拶をしてから入ります。

2020年最初の森育なので、”あけましておめでとうございます。お邪魔しますー”

とご挨拶。

”ピピピピピ・・・”と小鳥の声がお返事を返してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

進んでいくと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

”これ何・・・???”と、恐る恐る近寄ります。

「池にあったカエルの卵だよ」と教えてもらうと、最初はそーっと指でつついてみます。

 

 

 

”わ、ぷにぷにしとる!”

”なんか、タピオカみたい”

 

 

 

 

初めての感触に興味津々。

 

「優しくなら手に載せてもいいよ」と教えてもらうと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”触ってみる!”と手を伸ばします。

”かわいい・・・”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優しく、優しく・・・

ものではなく、命だということを子どもたちもしっかりとわかっているようです。

ここから何百という命が誕生する春はもうすぐそこまできています。

それまで元気に大きくなって欲しいですね。

 

 

 

荷物を置いて、この日はいつもとは少し違う場所へ集まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、インストラクターの方から、『今日が最後の森育であること』を聞きました。

そして、『今まで遊ばせてもらった森に感謝の気持ちを込めて、森のお掃除をすること』を提案されると、

”いいよー!!”と張り切ってごみを探し始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、草花の生い茂る森。

そう簡単にはゴミも見つかりません。

しゃがんでよーーーーく目を凝らしたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

川の中を覗き込んだりしながら探していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初はなかなか見つけられなかった子どもたちも少しずつごみに目がいき始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

石のように見えても、コンクリートは森にとってはごみです。

子どもたちの力で、こんなにたくさんのごみが集まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなでごみを見てみます。

そしてごみを出さない大切さや気をつけなくてはいけないことを話し合いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポケットから知らない間に落ちてしまったもの、風で飛ばされてしまったもの、

これらもごみになります。

遊んでいる時も、ごみがあったら拾いながらきれいな森にしましょうね。

 

 

 

 

掃除のあとは、今回の森のお楽しみ。

竹を使ってご飯を炊きます。

これは今年初めての挑戦。

切ってくれている竹にお米を入れ、

 

 

 

 

 

 

 

 

水を入れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

炊飯器と違って目盛りのない竹。

目安はお米の表面に指先をつけ、指の第二関節の辺りまで。

 

ふたをしめて、

 

 

 

 

 

 

 

 

火にかけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炊けるまで、蓋はあけず、じっくり待ちます。

自由遊びの時間になっても、”大丈夫かなぁ”と気に掛けてくれる子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが、気が付くと!!

 

 

 

”わぁー!!底が真っ黒こげ!!!!”

 

 

 

 

”大変大変!!!!!”と子どもたち。

 

ですが、この竹は朝切った切りたてのもの。

水分がたくさん含まれているので、こげても大丈夫だそうです。

ほっと一安心。

コトコトコトコト炊けるのを待ちます。

 

同時に、子どもたちが持ってきたおにぎりもたき火にかけ、温めてもらいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

火が弱くなると、風を送り、火を元気にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の森育で、たくさんたき火と遊んだ子どもたちは、たき火の好きなものや苦手なものがよくわかっていますね。

 

 

そして、ご飯が炊け、おにぎりが焼けるまでの自由遊びの時間。

子どもたちはそれぞれ思い思いに最後の森を楽しみます。

 

ご飯を炊くのに使った竹の残りを運んできて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガサゴソと葉っぱの中を通ります。上手く枝をすり抜け、進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、”先生、ちょっと離れて見てみてー”と言われ、離れると・・・

 

 

 

”見えんやろー?”と得意顔。

どうやらいい隠れ場所を見つけたようです。

 

 

 

 

 

枝を切ってもらって、お土産にいただいたり、

 

 

 

 

 

 

 

 

自分でのこぎりで切ったり思い思いに遊びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして残った竹を使って、

 

 

シーソーに!

今、あまり公園にも見かけなくなったシーソー。

 

 

 

 

 

大人気で次の日の森育のクラスの子どもたちもたくさん楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、トンネルにしたり、お皿にしたり、色々な楽しみ方ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちは、自由時間、思い思いに楽しみました。

 

 

 

花を摘んだり、

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな木を集めてきたり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

しなる紅葉の木に気づき、

バネのような感覚を楽しんだり。

 

 

 

好きなことを見つけ、森で思う存分遊びました。

 

 

 

そして、お昼ご飯の時間。

お待ちかねのおにぎりが焼けました。

たき火の力であっつあつになったおにぎりを、口いっぱいほおばります。

 

 

 

 

 

 

 

 

”おいしい~!!!!”

”いっつもこんなにしてくれたらいいのに・・・”

と、子どもたちも大喜びでした。

 

 

そして、お弁当を食べていると、ようやく竹ご飯も炊けました。

蓋を開けると、ふわーっとご飯のいい香り。

竹でこんなにきれいにご飯が炊けるなんて驚きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんはないので、少しずつ分け合っていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて食べた、竹で炊いたご飯。

 

 

 

”めーっちゃおいしい!!!!!”

 

 

 

 

ほーんのり、竹の香りがするもちもちのご飯でした。

 

今回は竹にたくさん楽しませてもらいましたが、インストラクターの方によると、

竹を定期的に切ることは森にとっても大切なことのようです。

その切った竹を捨てるのではなく、こうして楽しむことも、森に私たちができることかもしれませんね。

 

 

最後に、子どもたちは朝、ゴミ拾いをしたお礼に森の妖精『ニングルさん』から素敵な贈り物をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちがゴミ拾いをしている様子をどこかで見てくれていたのかもしれませんね。

姿は見えないけれど、見てくれているんだね、と伝えると、”神様みたいだね”と子どもたち。

 

ニングルさんから頂いた宝物と、森から頂いた宝物を大切に持って、幼稚園に帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春夏秋冬、4つの季節を森で経験し、子どもたちはどんなことを感じたでしょうか。

子どもたちの心は、子どもたち自身でしかわかりませんが、

森で自然を近くに感じ、生き物と友だちになる方法を知り、自分の力で色々なことを経験したことで、

なんだか少し子どもたちの心が豊かになってきたような気がしています。

 

年4回の森育は、今年はこれで終わりになります。

ですが、また来月、アースランドにお邪魔したときに少しだけ森にお別れのご挨拶にうかがいたいと思います。

たくさん遊ばせてもらった森と、いいお別れの時間になりますように・・・

楽しみにしています。

投稿日:2020/01/31 カテゴリ: