卒園生・保護者の声

†  道後聖母幼稚園 卒園生の保護者の声 2013/07/25

今回我が子が卒園して、10年経って、道後聖母幼稚園時代をあらためて、振り返る機会をいただきまして、ありがとうございます。
15年前に関西より、主人の転勤に伴い生後2か月で引っ越しして、2年半後、幼稚園選びに悩まされました。親、兄弟、知り合いもいない、今のようにメールや携帯・PCも普及していないころで、初めての子育てで、母子カプセルのように過ごしたせいか、ずいぶん言葉が遅くて、口数も少なく、成長の不安は尽きませんでした。障害があるのでは?と、心底 不安でした。
それに関して、干渉されることも嫌で、幼稚園選びにも消極的になり、見学行ったときは、既に願書締め切りも過ぎた後でした。恐る恐る、見学と願書、まだ間に合いますかと尋ねたことが、懐かしいです。
家から一番近かったのが、道後聖母だったのですが、降園時間は13時半、毎日お弁当というのが、私の周りのお母さん達は嫌い「大変だよ!」と、随分まわりから言われました。
でも、園の正門から感じる雰囲気は、凛としたものがあり、心惹かれるものがあり、親の都合より、子供に合うかどうかで、決めないとね!と、夫婦で話して、思い切って園に見学を申込みました。園内のまず、建物を見学させてもらったとき、水まわりの清潔感、キチンと揃えられたトイレのスリッパ、土があがっていない廊下、教室に整然と置かれた園児サイズのヤカンや水差し、どれもこれも、感激して見学してすぐに、絶対こちらでお世話になりたいという気持ちになりました。
翌年春に入園した時点でも、相変わらず言葉が遅くて心配や不安は、相変わらずありましたが、先生たちの「大丈夫ですよ!」の、励ましに心救われました。
それから、通園を始めて、あっという間にしっかり話せるようになり、毎日毎日砂場で、ドロドロで帰ってくるようになりました。生来、照れ屋の彼は、運動会もお遊戯会も、年少さんのときは、ピクリとも動かず棒立ち、ステージでは幕が開いたとたん、カーテンの後ろに隠れてしまう始末でしたが、そんな我が子に先生たちは無理じいすることも、やるように促すこともなく、笑ってあたたかく見守っていただいたことに、ただただ感謝しております。3年間、いろんな教具には目もくれず、砂場で思う存分過ごした幼稚園時代が、今の彼の人間形成に大きく影響している気がします。
今、愛光高校の1年生ですが、とにかく勉強にもスポーツにも、コツコツ粘り強い点が彼の信条です。今でも幼稚園時代の砂場三昧の生活が最高だったらしく、大きな崩れない山とダムを、作ることが幼稚園時代の目標だったと高校生になった今、話してくれました。それを、思う存分やらせてくれた先生方、決して強制することなく、自立した心を養っていただいたと、深く感謝しております。
彼の人間性は、道後聖母の3年間があったおかげと、私たち夫婦も、そして子供本人も信じております。あらためて、本当にありがとうございました。
ますますの道後聖母幼稚園のご活躍と発展を心より願っております。

                                卒園生保護者 吉井 明日香

卒園生 吉井元さんの写真

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