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†  ローマ教皇のミサに参加して 2019/12/11

 初めまして。今年度から海の星幼稚園のチャプレンになりました川上栄治神父です。現在、松山教会と道後教会の担当司祭を務めています。これから、よろしくお願いします。

 わたしは今年11月24日に長崎で行われたローマ教皇のミサに参加してきました。松山教会と道後教会の信者40名と共にバスで長崎を往復するという強行スケジュールでした。

 ミサの当日長崎は朝から大雨で、しかも一日雨が降り続くという予報だったので、「果たして大丈夫だろうか」と教会から参加した人は皆不安になりました。わたしも同じでした。

 ところが、ミサが始まる前になり、雨がやみ、ミサが始まってしばらくしてから空を見上げるとそこには雲一つない快晴の空が広がっていました。そのときの感動は決して忘れられません。わたしは「奇跡」という言葉をあまり使いたくないのですが、この時ばかりは「奇跡」だと思いました。

 ミサの時の教皇様は、大変疲れたご様子でした。それは無理もありません。教皇様は日本に来る前にタイを訪問されており、長崎でのミサの前日に東京に着き、翌日長崎に来られ、爆心地公園でのセレモニーを終えた後のミサだったからです。教皇様は82歳ですので、その年齢の方にとってはあまりにも厳しいスケジュールでしょう。

 けれども、ミサでの教皇様が語ったメッセージは力強いものでした。教皇様は、長崎が核兵器の消えがたい傷を負っていると述べたうえで、「一人ひとりが声を上げて、行動を起こし、無関心がはびこるこの社会に平和をもたらすように努めましょう」と語りかけました。このメッセージは日本に生きるすべての人たちに語りかけられたものだとわたしは感じ、大変心を打たれました。

 ローマ教皇の来日はカトリック教会にとって大きな出来事でした。これをきっかけにして多くの人がキリスト教に関心を持ち、キリスト教が持つ力を知ってほしいと切に願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カトリック松山教会・道後教会

担当司祭 川上栄治

 

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