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†  マリア祭を通して 2018/06/27

 昔から5月はマリア様にささげた月でした。5月は1年の中で一番花が綺麗な月です。そのために、ヨーロッパの国々、特にカトリックの国々は毎日マリア様に綺麗な花を捧げました。

 私の生まれは、スペインブルゴス市近くの小さな田舎町でした。5月になると野原や田んぼ、畑の周りには綺麗な花でいっぱいになります。幼少期、私はそれらの花を摘んで、学校や教会に持って行きマリア様に捧げました。マリア様のために、たくさんある花の中でも、一番きれいな花を探したことを今でも覚えています。

 ロザリオ学園の幼稚園では5月末に、マリア様に綺麗な花を捧げてお祝いする、マリア祭が行われます。

 マリア祭の日、子どもたちは大好きなマリア様のことを考え、選んできた花を持って登園します。「まりあさまは、ぴんくのはながいいかなとおもったから。」「いちばんいいにおいのはなにしたよ!」と嬉しそうに花を見せ合う姿が見られます。マリア祭では、この花を持って教会に行き、いつも見守っていてくださるマリア様に感謝の気持ちを込めて子どもたち一人ひとりが花をお捧げします。たくさんの花に囲まれたマリア様はとても嬉しそうに微笑んでいらっしゃいます。子どもたちがマリア様に捧げた花は子どもたちの心と同じようにとても綺麗でした。

 マリア様は、世界中の人の中から選ばれ、神様の子どもを授かった方です。天使から聞いたお告げにも驚きはしたものの、疑うことなくそれを信じ受け入れました。そして、神様を信じたように、イエズス様のことを信じ、その一生をともにされました。今も、同じように私達のことを愛し見守っていてくださっています。

 5月の第2日曜日は「母の日」です。その日に、お母さんにカーネーションの花を捧げます。カーネーションには愛と奉仕の意味が込められています。お母さんたちは自分の子どものために愛と奉仕を込めて一日中生活を送っています。なんと責任のある尊い仕事でしょう。子どもを育てることは、未来を作るということです。

 天国のお母さんであるマリア様にも、地上の子どもたちのお母さんにも感謝の徴として、花を通して私たちの心を捧げます。本当にいつもありがとうございます。 

ゴンザレス・アルベルト・サイズ神父

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