学校法人 ロザリオ学園

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2017.09.07 日誌

夏の森育

8月29日、30日の2日間に分かれて、年長児は森育に行ってきました

季節は『夏』。

30日は少し涼しい天気でしたが、29日は夏真っ盛りのような真夏日。

森まで歩いていく途中も”あついーーー”の大合唱。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、インストラクターのかたから

”暑いけど、森に入ると木の陰ができていて、ここより涼しいんだよ”と教えてもらいました

 

 

その通り、森に入るとあちらこちらに木陰があります

まず、インストラクターのかたから「1つずつとってね」と何かを渡されました

 

 

”なんやろう??”

黒いものをめくると・・・

”あ!バッタ!”

”わたしはトカゲ!!”

 

 

子どもたちは一人ひとり生き物のマグネットを手渡されました

”なにに使うんだろうねー”

 

 

 

そして、「アースランドの生き物の歴史」のお話を聞きました

 

 

 

”このアースランドは昔はただの茶色い山でした”

 

 

 

 

 

 

 

”そこへ、草や木のたねが飛んできて、森ができました”

 

 

 

 

 

 

 

”やがて、雨が降り、川ができ、池ができました”

 

 

 

 

こうして今の森、”生き物のおうち”ができたんですね

そして、この森に少しずつ生き物が増えていったそうです

 

 

インストラクターのかたのお話に合わせて、

子どもたちは始めに手渡されたマグネットを貼って、森に生き物を住まわせていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”とんぼ” ”ちょうちょ” ”けむし” ”とり” ”バッタ”

どんどんと生き物が増えていきます

 

 

 

”こうして、森はたくさんの生き物が住むおうちになりました”

 

 

 

 

 

 

”今日は、この生き物さんたちと、みんなお友だちになってみましょう”

前回、春の森のときに生き物と遊んだ人は教えてもらいましたが、

もう一度、みんなで「生き物とお友だちになる方法」を教えてもらいました

”まず、生き物とお友だちになるのに大事なのは、「生き物の気持ちを考えること」です”

 

 

トカゲにお手伝いをしてもらいます。

”ぎゅっとすると、トカゲはどんな気持ちかなぁ?”

”苦しいと思う!!””いやな気持ちがする!!”

 

 

 

子どもたちはよくわかっています

 

 

優しく手をおにぎりを握る形にして・・・

 

 

”トカゲさん、痛いことやいやなことはしません。

わたしとお友だちになってください”

 

 

 

 

こう、優しくお話をすると・・・

 

 

 

走るのが大好きなとかげも、じっとしてくれています

”かわいい!!””すごーい!!”

 

 

 

 

 

 

 

生き物と友だちになる方法を教えてもらって、森の奥まで進みます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その途中にも・・・

 

 

せみや、

 

 

 

 

 

 

 

 

足元にはたくさんのアリ。

 

 

 

 

 

 

 

この花はとてもいいにおい。

 

 

 

 

たくさんの自然に触れます

 

 

 

荷物を置いたら、自由遊び。

さっそく、いろいろな生き物とお友だちになります

 

 

 

”誰かいませんかーー??”

 

 

 

 

探して歩くと、ぴょんぴょんぴょん・・・

たくさんの生き物が顔を出しました

 

大きなバッタとお友だちになります

 

 

 

”なにもしないよ。お友だちになってくれる?”

 

 

 

 

 

 

ジャンプが得意なバッタもじっと手の上に乗っています

”優しい気持ちが伝わったね”

 

 

 

 

 

こちらは大きなトノサマバッタが腕にとまりました

 

 

 

”遊ぼー”って言っているようですね

 

 

 

 

 

 

 

その後、背中に移動し・・・

 

 

 

 

 

 

頭に登っていきました

ちょっと恐かったけど、うれしかったね

 

 

 

 

 

てんとうむしや小さなバッタ。

カエルにキリギリス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中には足が速くてなかなか手に乗ってくれない生き物も・・・

帽子で捕まえようとしています

うまくお友だちになれたかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、こちらは春に来たときに「野イチゴ」があった場所。

 

 

”またいちご食べたい!”と探しにいきます

でも・・・

 

 

 

 

いちごはありませんでした

 

”今の季節にいちごはないんだね”

代わりにこんな実を発見。

 

 

 

”ぶどうみたい!!おいしそうー”

でも食べてはいけない実だと教えてもらいます

 

 

 

潰してみると・・・

 

 

手が紫色に!!!!!

なかなかとれないらしいので、帰ってきれいに洗ってもらいました

 

 

 

 

 

 

ここの丸太にはいろいろな草が集められています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これはなんですかー?」と聞くと、

 

 

”お料理でーす!”

”よもぎもあったよー”

春にいただいたよもぎも見つけます

 

 

 

 

その他にも、ねこじゃらしを結んで形を作ったり、

 

 

 

 

 

 

 

 

ちいさな花を摘んだり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはかわいいお団子。

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い中、元気に育っている草花でも遊ばせてもらいました

 

 

 

その他にも、前回春の森でも楽しんだ、

 

 

 

崖のぼりや、

 

 

 

 

 

 

 

 

のこぎりで木も切りました

 

 

 

 

中にはこんな太い竹を切っている子も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、暑いこの日、子どもたちが”気持ちいいー”と長居していたのは・・・

 

 

 

木陰にある川でした

 

 

 

 

ここで子どもたちが思いついたのはお泊まり保育のそうめん流し!!!

”そうめん流ししようー!”と一人が声をかけると、”いいね!” ”作ろう!”と大賛成。

近くにある長い竹を運んできて、水の出口に立てかけます

 

 

 

水が止まらずに流れるように、竹の角度を調整したり、

 

 

 

 

ちょっと水の流れが悪くなると・・・

 

 

 

”なんかつまっとるんかな?”と手を突っ込んで確かめたり、

 

 

 

 

 

 

 

それでも届かないと、長い棒を持ってきてつついたり・・・

 

 

 

 

 

最後にはこんなに大勢が集まって、知恵を出し合いました

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこのそうめん流し。

なんと2日目の子どもたちもしていたんです

この日は朝、少し雨が降って1日目よりも水の量が増えていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんたくさんの自然と触れ合えた夏の森。

夏休み、室内の涼しいところで過ごした私たち人間にとっては”暑い!”から始まった森でしたが、

夏にしか楽しめない遊びや、会えない生き物たちととても楽しく過ごせました

 

最後に、インストラクターの方から”今日何して遊びましたか?”と聞かれました

”虫とおともだちになった!!”

”川で遊んだ!”

”崖のぼりしたー!”

たくさんの声が聞かれる中・・・

”秘密基地作ったー!”の声。

インストラクターの方から”秘密基地?どこに作ったの?”

と聞かれると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

”それは秘密だよー”と。

子どもたちだけの秘密のようです

汗をいっぱいかきながら、夏の森を楽しむことができました

 

 

 

 

 

 

 

 

次は秋の森。

まだ赤ちゃんのどんぐりが、しっかりとした実になっているころにまた来ます

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