３学期に入り、２週間が過ぎました。

子ども達は寒さに負けず、戸外で元気に遊んでいます。

中でも、お正月遊びが大盛り上がりです！

【凧揚げ】

部屋で子ども達が凧を作っています。

「どんな、たこにしようかな～。」

　

出来上がった凧を戸外で揚げています。

「みてみて！あがってる？」

「なかなか、あがらないよ～。」

子どもたちは、凧を揚げようと一生懸命です。

風がどの方向から来ているのかを探したり、高く揚げようと園庭を走り回る子ども達がたくさんいました。

やっとの思いで凧が揚がり、満足げな表情を見せてくれた園児もいました。

 

【羽根つき】

羽根がなかなか思ったところに飛ばなかったり、羽子板に羽根が当たらず苦戦しながらも何度も挑戦する子ども達。

「いくよ！そーれっ！」

「うまくできるかな。」

たくさん練習した園児の中に、

「３回ね！３回！出来たの！」

と嬉しそうに報告してくれた子もいました。

 

【こま回し】

どちらが長くこまを回せるか競ったり、うまくできない満３歳児に優しく教える姿も見られました。

また、どんな場所だったらうまく回せるか探している子もいました。

「こうやって、回すんだよ。」

「ここは、まわるかな？」

　

子どもたちは、手先を集中させながらたくさん練習しています。

うまく回ったこまを見て、「わあ！」と驚き、何度も嬉しそうに回していました。

 

部屋でも、すごろくや福笑い、かるたなどを楽しんでいます。

　

 

昔から伝わる日本ならではのお正月遊びですが、今では遊ぶ場所や機会が少なくなりました。

園児の中には、初めてしたという子や、初めて見るものに興味津々な子など様々でした。

それぞれのお正月遊びには、古くからの伝統と素敵な思いが込められているので、一つ一つの遊びを通して子どもたちに伝承していきたいと思います。