園舎建替えのために、3月末まで幼稚園はお引越し。

場所は、旧城東小学校さん。

 

 

 

がらんとした教室や廊下、土間に、

 

 

 

 

げた箱や、棚が運び込まれます。

何往復もしながら荷物を運びこみ、それらを子どもたちが使いやすいように、生活しやすいように、

ようくようく考えながら、それぞれの場所へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして新しい環境も整い、あとは、子どもたちが

登園してくるのを待つだけ。

 

 

 

 

 

 

初日、少しドキドキしながら登園してきた

子どもたち。

”僕のお部屋どこかなぁ。”

 

 

 

 

 

 

「こっちだよ。お兄ちゃんと一緒に行こう。」

 

 

 

 

 

教室に入ると、今まで自分たちが使っていた教具、

教材、机や棚など、見慣れた環境に安心したようで、

すぐに手にとり、それぞれが活動し始めた。

 

 

 

 

それから、幼稚園中を探検して地図を作る子や、

 

 

”なに組かわかるように、ここに書いておこう。”と、

クラス札を貼ってくれる子。

 

 

 

 

皆がここで楽しく暮らせるように、様々なアイディアをだしてくれる年長さん。

本当に頼もしい。

 

 

 

そして、この場所の魅力の1つがこの中庭。

 

 

 

 

 

 

たくさんの木々が木陰をつくり、

 

 

 

 

 

 

 

セミもたくさんやってきた。

 

 

 

 

 

 

 

なぜだか、軽石のような石がたくさんあって、それをけずって

みたり、大きさ順に並べてみたり…。

 

 

 

 

 

草むらにはバッタやカマキリも…。

虫かご持って大忙し。

森育で教えてもらったとっておきの方法で

虫さんと、すぐ仲良しに。

 

 

 

 

 

 

おだんごのサラ粉あつめに最高な場所を早速見つけたみたい。

 

 

 

 

自然がいっぱいのこの場所で、大人が考えつかないような遊びが、毎日始まる。

 

園庭では、砂場に、サッカー。

イキイキとした笑顔があふれている。

これから3月末までの間、ここでの生活が

子どもたちにとって、貴重な体験となるよう、

それぞれの力を発揮しながら、よい毎日を

おくれるよう願っている。